第330回:「経営目線の情報収集」を行う時のポイントとは?
ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 経営目線の情報収集で最初に外すべき思い込みが分かる
- 今の延長線ではなく、10年後20年後から逆算して情報を見る大切さが整理できる
- 情報収集を実際の現場に変えるための習慣化、言語化、一元管理の意味がつかめる
情報収集は大事だと分かっていても、日々の業務に追われていると、どうしても今すぐ必要な情報だけを追いがちです。ただ、それだけでは経営に効く情報収集にはなりません。今回の話の中心にあるのは、経験則が通じにくい時代だからこそ、未来の姿から逆算して情報を集める必要がある、という点です。
しかもその情報収集は、ただニュースを眺めることでは終わりません。自分たちの可能性を狭く見ず、集めた情報を言葉にし、あとから見返せる形にして初めて、経営判断につながっていきます。
経験則をいったん外す
まず前提として置かれていたのが、今の延長線上に未来はないかもしれない、という感覚です。今の受注状況なら数年は大丈夫だろう、これまでこうだったから今回も同じだろう、という考え方・方向性は、変化が大きい時代には危ういものになります。
実際、コロナや紛争、円安や資源高のように、多くの企業が想定していなかったことが次々に起きています。だからこそ、情報収集でもまず必要なのは、自分の中にある「いつもの考え方・方向性」を一度オフにすることです。経験が不要なのではなく、経験を絶対視しないことが重要です。
自分たちの陣地を小さく見ない
次に大きかったのは、自社を今の事業内容だけで規定しないという視点です。中小企業ほど、自分たちはこの仕事をする会社だ、ここから先には入れない、と考えやすいものです。しかし本当に見るべきなのは、今売っているものそのものよりも、その背景にある強みです。
たとえば製造業なら、作っている製品だけでなく、設計の精度を保てる人材や、特定の条件に対応できる加工体制のようなものが本当の資産かもしれません。Webやデジタルの仕事でも同じで、今の肩書きや提供サービスだけでなく、自然にできていることの中に別の価値が眠っている可能性があります。
未来から逆算して見る
そこで必要になるのが、10年後20年後に自社をどういう姿にしたいのかを先に置くことです。その未来像があると、今何を調べるべきか、どこに可能性があるかが見えやすくなります。業界地図のような資料も、単なる業界知識ではなく、自分たちが入り込める余地を探すための道具として使えます。
目の前の仕事だけを見ていると、情報収集は守りに寄ります。未来から逆算すると、情報収集は攻めの行動に変わります。
集めた情報は文字にして残す
情報収集を経営に役立てるうえで欠かせないのが、言語化です。頭の中で分かったつもりになっていても、文字にしないと考えはすぐ曖昧になりますし、あとから振り返ることもできません。
外に向けて発信するのが難しければ、社内向けでも、自分だけが見るメモでも構いません。それでも文章にして残しておくと、自分が何をどう見ていたかが積み上がります。過去の記録を見返したときに、自分の考え方がどう変わったか、何を得て何を失ったかも見えてきます。
最初は批判が怖い、見られ方が気になる、という不安もあるかもしれません。ただ、それを上回るだけの学びがあるという実感を、この回で強くお伝えしました。
習慣化と一元管理で経営判断に変える
情報収集は、思いついたときだけやっても力になりません。日常の中に組み込み、気づいたら集めている状態まで持っていく必要があります。ただし、その前に未来の姿を意識することと、経験則のスイッチをオフにすることが欠かせません。そこが抜けると、自分に都合のいい情報だけを集めてしまうからです。
そして集めたものは、一か所にまとめておくことが大切です。メモでも、保存ツールでも、やり方は何でも構いません。重要なのは、あとから見返せることです。情報を集めるだけでなく、蓄積し、比較し、変化を読み取れるようにしておくことで、経営判断に使える材料になっていきます。
まとめ:情報収集は未来を描くための経営行動
経営目線の情報収集でまず必要なのは、経験則を絶対視しないことです。そのうえで、10年後20年後の自社の姿を先に描き、自分たちの陣地を小さく決めつけずに情報を見ることが重要になります。
さらに、集めた情報を習慣的に取りに行き、文字にし、一か所に残して見返せるようにする。そこまでやって初めて、情報収集は単なる知識の摂取ではなく、未来のシナリオを作るための経営行動になります。
配信スタンド
- Apple iTunes 公式ストア Podcast(おすすめ)
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892 - GooglePodcast
https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN - Spotify
https://open.spotify.com/show/0K4rlDgsDCWM6lV2CJj4Mj - Amazon Music
Amazon Podcasts
■Podcast /Webinar への質問は
こちらのフォームへどうぞ。
https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7
運営・進行
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/
投稿 第330回:「経営目線の情報収集」を行う時のポイントとは? は 中小企業専門WEBコンサルティング会社・ラウンドナップWebコンサルティング(株式会社ラウンドナップ) に最初に表示されました。
You May Also Like

HOGENT: kwaliteit dus!
The Podcast Planet

Datasets
Visionary

Power Lunch
CNBC
The Art of Passive Income
Mark Podolsky

Bloomberg Talks
Bloomberg

Mining Stock Daily
Trevor Hall
Dropping Bombs
Brad Lea: CEO, Entrepreneur, and Host of The Bottom Line

120 jaar IJsfabriek Strombeek
The Podcast Planet

CFO Podcast
Peter De Roeck

Squawk Pod
CNBC
Community discussion
No posts yet
Be the first to start the conversation about 第330回:「経営目線の情報収集」を行う時のポイントとは?