【ショートストーリー】青い傘 #1
Episode 3 min 5s

【ショートストーリー】青い傘 #1

From さおりん英会話ラジオ さおりん🌈さおりん英会話
youtubeで見かけた本の中のストーリーを、咀嚼の上、ショートストーリーにしました。 「自分だけで起きあがろうとしないで。 周りに頼っていいんだよ。 カンペキな人なんていないんだから。」 そう感じさせる奇跡的なストーリー。 私はスタエフで、よく皆さんからこの「大きな青い傘」をさしかけていただいています。 本当にありがとうございます😊 そして、あなたも独りじゃない。 きっと、たくさんの援護射撃をして下さる方がいらっしゃいます❤️ 偶然youtubeでみつけた素敵なお話だったので、自分なりの文章で書いてみました。 ご笑納下さいませ🌸 「青い傘」 仕事で失敗した…。 もうこれで何度目かな…。 一生懸命やってるつもりなんだけどな。 気がついたら雨の中、傘もささずに歩いていた。 突然、大きな黒塗りの車が路肩にとまった。 ドアが開いたと思ったら1人のスーツ姿の男性が降りて来た。 私の目の前に立ち塞がったので、私は一瞬身構えた。 その男性は、手にしていた大きな立派な青い傘をバッと開いた。 そして私に傘をさしかけた。 「雨の日には傘をささなくちゃ。」 「あ、ありがとうございます。」 「この傘、あげます。いい傘ですよ。大きくて、すっぽり包まれます。」 「ありがとうございます。でも…。 ホントバカですよね。天気予報、雨だって言ってたのに。」 冗談めかして道化のように言う私。 でも、彼はほとんど聴いてないと言う感じで優しい目で私を見た。 「近くの駅まで車で送ることも出来るけど。 でも、きっと断るでしょ。 だからこの傘、あなたにあげます。 」 そう言って、男性は再度私に優しく微笑みかけ、去っていった。 大きくて立派な青い傘を差しながら、私はしばらくその場に立ち尽くし、彼を見送った。 そして、次の瞬間に、私は思い出したように歩き始めた。 その足取りは自分でも驚くほど力強かった。 知らぬ間に下ばかり見ていた目線は上を向き、 私は知らぬ間にこう呟いていた。 「そうだ。もう一度、頑張って見よう!」 私は雨の中、歩き出した。 大きな青い傘に包まれながら。 #ショートストーリー #朗読 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/5f5043ac6a9e5b17f7e253cb

Community discussion