#159 解説書35Pの「熱量」!安井裕雄が語る、モネとルドン展について(三菱一号館美術館 上席学芸員 安井裕雄)
ゲストは三菱一号館美術館の上席学芸員・安井裕雄さん。わずか16点の展示作品に対し、35ページものPDF解説を書き上げるという圧倒的な「熱量」の裏側に迫ります。コレクションゼロから始まった美術館の歴史や、1840年生まれの「同い年」であるモネとルドンの意外な関係性、そして巨匠コローからルドンへの金言まで、情熱溢れるトークをお届けします。
番組の感想は、#そろそろ美術の話を でお願いいたします。番組公式Twitterもフォローをお願いします!
Guest Profile
安井裕雄(やすい ひろお)
- 1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。
- 主な担当展覧会に「モネ―睡蓮の世界」(共同監修、2001)、「シャルダン―静寂の巨匠」(2012)、「ルドン―秘密の花園」(2018)、「全員巨匠!―フィリップス・コレクション展」(2018)、「1894 Visions ルドン・ロートレック展」(2020)など多数。「ルドン―秘密の花園」では第13回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞した。主な著書に『もっと知りたいモネ―生涯と作品』『モネ作品集』(東京美術)、『ルノワールの犬と猫―印象派の動物たち』(講談社)、『図説 モネ「睡蓮」の世界』「『印象派の誕生 混沌からの出発と豊穣なる遺産 』(創元美術史ライブラリー)」(創元社)、共著に『モネ入門―「睡蓮」を読み解く六つの話』(地中美術館)、『地中美術館』(公益財団法人福武財団)がある。
Show Notes
三菱一号館美術館について
- 三菱一号館美術館: 1894年に英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した「三菱一号館」を、当時の設計や製法(型枠成型のレンガなど)に基づき忠実に復元し、2010年に開館した美術館。
- 高橋明也(たかはし あきや): 初代館長。コレクションがゼロの状態から美術館を立ち上げ、ロートレック作品の一括購入などを通じて現在の基盤を築いた。現在の館長は池田祐子。
- アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック: 美術館の核となるコレクション。作家の性質が最も色濃く反映される「版画・ポスター」に着目し、開館時に約260点を一括収集した。
小企画展「モネとルドン」について
- クロード・モネ: 1840年生まれ。印象派を代表する画家。2026年は没後100年のメモリアルイヤーにあたる。
- オディロン・ルドン: モネと同じく1840年生まれ。象徴主義の巨匠であり、内面世界や幻想を映し出す「黒(ノワール)」の作品群でも知られる
- ルドンによるモネ批判: 若き日のルドンは批評家として、モネの作品に対し「主題と描き方、画面サイズが合っていない」と辛口の評価を残していた。
- コローの金言: ルドンが敬愛した画家カミーユ・コローから授かった「不確かなものの傍には確かなものを置いてごらん」という言葉が、彼の幻想的な画風の指針となった。
展覧会情報
- “カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで: 2026年9月23日(水・祝)まで開催中。
- 小企画展: 2024年のリニューアルに際して、池田現館長の主導で始まった。小展示室で開催。企画展チケットで併せて鑑賞可能。安井さんによる「35ページ解説」は公式HPから閲覧できる。
You May Also Like

Le Cours de l'histoire
France Culture

The Deeply Graphic Designcast - DGDC
Graphic Designers Nick Longo and Mikelle Morrison

Fresh Air
Fresh Air

Podcast Patapoe
0d0a

Audio Poem of the Day
Poetry Foundation

La voce del poeta
Lorenzo Pieri

ALEX
SUNNY

خوانشهای گنجور

Lunch with Pippa Hudson
CapeTalk

Comic Book Club
Comic Book Club
Community discussion