第68回は、ドキュメンタリー映画『ちゃわんやのはなし ― 四百年の旅人 ―』をご紹介します。薩摩焼十五代・沈壽官さんの歩みをたどりながら、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって日本へ渡った朝鮮人陶工たちの400年以上にわたる歴史に迫ります。朝鮮から伝わった焼き物の技術は、日本で薩摩焼や有田焼などの発展につながり、時代を超えて受け継がれてきました。番組では、その歴史だけでなく、「代を継ぐ」という日本文化や、国境や民族を越えてアイデンティティーを築いてきた沈壽官家の物語についても語り合います。不幸な歴史から始まりながらも、今では韓日友好の象徴ともいえる存在となった沈壽官窯。映画を通して、文化が国境を越えて受け継がれていく意味を考えます。
※この番組は、Spotifyでもお聴きになれますので、ぜひ「カルチャーラボK」で検索してみてください。
※番組への感想&リクエストは
[email protected] まで!